オリンパスが多額の不正経理をしていたことが発覚しました。
1990年頃から、有価証券投資等に関する損失計上を先送りし、複数企業の買収資金について、複数のファンドを通す等の方法で、違法に含み損を解消させる処理をしていたようです。
損失の規模はまだ集計できていないとのことですが、今後、弁護士や公認会計士らからなる第三者委員会によって事実解明が行われるようです。
金融商品取引法では、過去の連結決算で重要な虚偽記載が判明した場合、その会社の代表者には10年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科せられます。
また、有価証券報告書を発行した企業側には、7億円以下の罰金が科せられる可能性もあります。
今後は上場廃止も現実味を帯びてくることでしょう。
オリンパスといえば、従業員数が連結で約4万人もいる大きな会社で、カメラなどでお馴染みの有名な会社なだけにショックですね。
弁護士事務所や、税理士事務所も、小さい事務所も不安かもしれませんが、大きいとか、有名というだけで安心せず、やはり、依頼しようとする先生が本当に信頼できるか、その事務所の体制がしっかりしているかなどを十分に確認してから、依頼しないといけませんね。
写真は、今日、名古屋駅近くの心グループ本部オフィスの相談室に飾ったクリスマスオーナメントです。
季節感があるものを飾ると、気持ちにメリハリができますね。