今年も司法試験がありました。
私が司法試験を受けた時は、短答式試験、論文試験、口述試験と3段階に分かれていたのですが、今では制度が変わって、短答式試験と論文試験のみになり、5月にまとめて実施されるようになりました。
合格発表が9月と試験から随分先ですので、受験生の方からは、約4か月間、合格しているのかどうか不安な日々を過ごすという話をよく聞きます。
司法試験の道に進む人は、年々減少傾向にあり、今年の出願者数は、5811人でした。
私が司法試験を受験したころは、受験者数が約5万人いましたので、相当減少しています。
制度の変更やマスコミの報道による影響で受験する人が減ってしまったのだと思います。
司法試験を受験する人が減ると、どうしても優秀な弁護士の数も減ってしまいますので、社会全体にとって良くありません。
今後は、もっと多くの人が弁護士を目指したくなるような、魅力的な業界にしていかなければならないと思います。
弁護士法人心では、弁護士を目指している方や、弁護士として転職を考えている方を対象に弁護士キャリアセミナーを開催しています。
興味のある方は是非ご参加ください。
詳しくは、弁護士法人心の求人・採用サイトをご覧ください。